女性が結婚生活に入ることを決断するのは、大変勇気が要る事です。結婚自体はとてもハッピーなものですが、これから長い人生を一人の男性と共にするとなると、様々な現実問題が起こってくるからです。それでも、多くの人は「愛があれば大丈夫」と考えており、一種の盲目状態になるものです。また、先のことをあまり考えさせないのが人間の本能で、現実が分かりすぎてしまうと、結婚に二の足を踏むことになってしまうわけです。それ故、実際に結婚生活に入ってから後悔するカップルも多いのが現実で、そうならないためにも、今一度、「結婚とは何か」について想いを巡らすことは有意義だと言えます。
まず、自分に問いかけてみたいことは、「パートナーのことを本当に好きか」ということです。勿論、相手の長所を見る限り、好きなのは当然です。大事なのは相手の短所を含めて好きになれるかどうかで、敢えて欠点を挙げてみることが肝心になります。
次の問いかけは「何故結婚したいのか」で、単に「一緒にいたいから」以外の目的をはっきりさせておくことも重要です。それには、自分ひとりで考えるのではなく、パートナーと一緒にリストなどを作って、心に留めておくのが有効です。それが結婚生活の暗黙の目標にもなるので、モチベーションを保ち続ける秘訣になります。
そして、3つ目の問いかけとして、お互いの喜びや感動を共有し合えるかどうかです。それは共通の趣味や価値観でも良いので、何か一つでも共鳴しあえる部分があることが重要となります。